義歯に使われる接着剤の種類は?
義歯は、欠損した歯を補う取り外し可能な人工歯です。部分義歯は一部の歯を、総義歯は口全体の歯を置き換えます。食事や会話、笑いなどの動作中に義歯がずれないようにするために、バイオ互換性のある接着剤(義歯用接着剤)が使用されます。
ペーストタイプ接着剤
ペースト状の接着剤は、乾いた義歯でも濡れた義歯でも使用できます。ただし、義歯の縁近くに塗布すると余分が口内に流れ出す恐れがあるため、中心部にのみ塗ります。過剰に使用すると洗浄が困難になるため、適量を心がけましょう。剥がれにくい場合は、ガーゼで優しくこすって取り除きます。
粉末タイプ接着剤
粉末状の接着剤は、義歯の組織接触面(口腔内の軟組織に触れる側)に均一に振りかけます。義歯はやや湿っている状態が理想です。余分な粉は拭き取り、義歯をしっかりと押し込んで装着します。使用後30分は食事を控えてください。粉末は洗浄が簡単で、顎の開閉に影響を与えないため、炎症のリスクが低く、多くの利用者に好まれます。
テープ(シート)タイプ接着剤
テープ型接着剤は、ウェハー、パッド、ストリップなどとも呼ばれます。義歯のサイズに合わせてカットし、余分を取り除いた後、義歯と顎に貼り付けます。価格は高めですが、使用が最も簡単で、走り出すことがなく、ワックスコーティングにより粉がこぼれません。その他のタイプに比べて固定力が高く、安定した装着感が得られます。
