磁器(ポーセレン)クラウンは何でできているのか?

シリカ

シリカは磁器クラウンの約65%を占めます。フェルドスパーガラス(クラウン名の由来)と結晶性のクォーツの形で存在し、クラウンに透過性を与えます。

アルミナ(酸化アルミニウム)

磁器クラウンの10〜25%を占めるアルミナは、フェルドスパーガラスの構造強化剤です。光を拡散させ、不透明感を演出します。

ホウ酸化物

全体の5〜10%を占めるホウ酸化物は、ガラスを強化し、圧力や衝撃、急激な温度変化に耐える役割を持ちます。例えば、熱いコーヒーと冷水を交互に飲んでも、クラウンが割れるのを防ぎます。

その他の酸化物

カリウムやナトリウムの酸化物は、焼成時の溶融温度を下げるために添加されます。製造過程でガラスが窯底に流れ落ちないよう調整され、色調や透明度を微調整するために他の金属酸化物も加えられます。

注意点

全体がガラスで構成された100%磁器クラウンは、構造上弱いため、後歯への使用はほとんどありません。前歯の審美的目的で用いられますが、CERECやエンプレスなどの新しい全ガラス技術が登場しており、他の材質のクラウンも検討の余地があります。

歯科処置 - 関連記事