歯のクラウン(冠)の選び方
概要
歯が損傷したり手術で弱くなったりした場合、噛み合わせを保ち、歯の土台を保護するためにクラウン(冠)を装着します。歯を削り、クラウンを接着して固定します。2009年時点で最も一般的に使用されているクラウンは、金属とセラミックが融合した「ポーセリン・フューズド・トゥ・メタル(PFM)クラウン」、全セラミックのクラウン、そして金クラウンの3種類です。各クラウンは素材や必要な歯の削除量が異なります。
クラウンの選び方
ポーセリン・フューズド・トゥ・メタル(PFM)クラウン
強度と耐久性、審美性を兼ね備えた治療オプションです。セラミック単体ほど自然な色合いは得られませんが、後方の歯(奥歯)では金属や金の縁が見えることがあっても問題になりにくいです。歯茎が後退すると金属の縁が見える場合は、全セラミッククラウンに交換することも可能です。
全セラミッククラウン
ジルコニアやアルミナなどの素材で作られ、金属を使用しないため審美性が最も高いです。接着時に歯の削除量が少なくて済み、光の透過性が高いため前歯に適しています。
金クラウン
強い噛み合わせや、歯ぎしり・食いしばりなどのパラ機能的習慣がある患者に最適です。耐久性が高く、奥歯に特に向いています。また、ポーセリン系クラウンに比べて歯の削除量が少なく、噛む際に隣接歯へのダメージも抑えられます。
