欠損歯の交換オプションと選び方
欠損した歯は審美的な問題だけでなく、口腔全体の健康にも悪影響を及ぼします。隣の歯が空いたスペースに移動すると清掃が困難になり、虫歯やさらなる歯の喪失につながります。ここでは、欠損歯を補う主な方法とそれぞれの特徴・費用・注意点を解説します。
タイプ
インプラント:顎骨にチューブ状のスクリューを埋め込み、約3か月の治癒期間を経て上部にクラウン(かぶせ物)を装着します。自然な見た目と高い耐久性が特徴です。
固定ブリッジ:欠損歯の両側の健康な歯に冠をかぶせ、その間に人工歯をはめ込む方法です。外科手術は不要ですが、支えになる歯の健康管理が重要です。
取り外し可能な義歯(リムーバブル):金属や樹脂製のベースに人工歯を取り付け、口腔内で取り外し可能な形状です。必要な本数や口腔の状態に合わせてさまざまなデザインがあります。
検討すべきポイント
欠損している歯の本数と位置は、治療法選択の最重要要素です。多くの歯を失っている場合、費用が高くなる傾向があります。
保険の適用範囲や自己負担額を事前に確認しましょう。審美性と費用のバランスを取ることが多くの患者さんにとって課題です。
高齢者や全身疾患がある方は、外科手術が必要なインプラントが適さないことがあります。その場合は、リムーバブルやブリッジが比較的安全です。
比較
インプラントは最も自然な外観と機能を提供しますが、費用は1本あたり約2,000〜4,000米ドル(2009年データ)と高額です。顎骨の厚さが不足していると埋入できない場合があります。
固定ブリッジは1本あたり約500〜900米ドルが相場で、保険適用で半額程度がカバーされます。見た目は良好ですが、支えになる歯の清掃が難しく、虫歯リスクが高まります。
リムーバブル義歯は最も低コストで、保険が適用されない場合でも手頃です。ただし金属クラスプが目立ちやすく、審美面で劣ります。適切に清掃・装着すれば合併症は少ないです。
