亜鉛中毒
義歯用クリームに含まれる亜鉛を長期間過剰に使用すると、嘔吐、低血圧、皮膚や眼球の黄変、発熱、呼吸困難、下痢、痙攣、ショックなどの症状が現れます。これらの症状が出た場合は直ちに医療機関を受診してください。
銅欠乏
体内の亜鉛が過剰になると銅の吸収が阻害され、低銅血症(hypocupremia)や神経障害を引き起こすことがあります。2008年にNeurology誌に掲載された研究では、長期間大量に義歯用クリームを使用していた4例の患者で銅欠乏が確認され、神経症状が報告されています。
末梢神経障害
亜鉛の過剰は末梢神経にダメージを与え、感覚神経や運動神経に障害をもたらします。症状としては手足のしびれ、チクチク感、灼熱感、筋力低下、協調運動障害などがあります。異常を感じたら速やかに医師に相談してください。
使用上の注意
- 可能であれば、亜鉛フリーの義歯用クリームを選びましょう。
- 製品ラベルに記載された使用量を守り、過剰に塗布しないでください。
- 顎の骨が吸収されると義歯のフィットが悪くなることがあります。定期的に歯科医で調整を受け、必要に応じて新しい義歯を作成してもらいましょう。
