歯科治療に必要なツールの種類と使い方

歯科医師は口腔内の診断・治療に様々な器具を使用します。歯科大学で最低4年間の教育を受け、各種ツールの使い方を習得します。

検査用ツール

  • 口腔鏡(ミラー):直接見えない部位を確認し、光を反射させるほか、処置中に歯を引き離したり舌を保護したりします。

  • 探針(エクスプローラー):虫歯や歯石(硬化したプラーク)の有無を確認し、表面の凹凸を感知します。

  • 綿ピンセット(コットンプライヤー):綿パレットや小さな器具の保持・回収に使用します。

歯周治療用ツール

  • 歯周プローブ:歯周ポケットの深さを測定し、歯肉の状態を評価します。

  • スケーラー:歯肉上部の歯石除去に使用します。

  • キュレット:歯肉下部の歯石除去や根面の滑らかさを整えるために用います。

  • 超音波スケーラー:高周波振動を利用し、歯石を効率的に除去します。

口腔外科用ツール

  • エレベーター:歯根周囲の歯肉や骨を分離し、抜歯を容易にします。

  • 抜歯鉗子(フォーセプス):歯をしっかり掴んで抜く際に使用します。

  • 外科用キュレット:抜歯後のソケット内を清掃し、感染組織を除去します。

  • メス:組織切開時に最小限の外傷で切開を行います。

根管治療用ツール

  • 電気パルプテスター:歯の活性状態(生きているか死んでいるか)を判断し、根管治療の必要性を判定します。

  • 根管ファイル:根管内を清掃し、形状を整えるために回転させて使用します。

  • スプレッダー・プラッガー:根管内にゴッタパーチャというゴム系充填材を詰め、密封します。

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