歯肉組織を再生させる方法
歯肉退縮(歯茎が後退すること)は、歯周病や不適切なブラッシングが主な原因です。見た目が悪くなるだけでなく、口臭や歯の喪失といった問題を引き起こす可能性があります。適切な治療を行うことで、失われた歯肉組織を回復させ、健康な歯茎を取り戻すことが可能です。
プロフェッショナル・デープクリーニング(スケーリング&ルートプレーニング)
外科手術を伴わない方法として、スケーリングとルートプレーニングがあります。歯と歯根の表面に付着した歯石や細菌を除去し、根面を滑らかにすることで、歯肉が再付着しやすくなります。
膜移植(コラーゲン膜)
タフツ大学で開発された手法で、露出した歯根にコラーゲン膜を外科的に貼付します。膜には血小板濃縮ゲルを加え、患者自身の血液に浸すことで、自然な歯肉と結合し組織再生を促進します。3 年間の研究では、歯肉の後退が最小限に抑えられたことが報告されています。
軟組織移植
重度の歯肉退縮には、口腔内の健康な部位(主に口蓋や歯肉)から軟組織を採取し、露出した歯根部に移植する方法があります。移植組織が歯肉と結合すれば、歯根を覆う新しい歯肉が形成されます。
オイルプル(油引き)
ごま油などの食用油を少量口に含み、歯と歯肉の間を10〜20 分間ゆっくりと吸い込むように動かします。油は飲み込まずに吐き出すことで、歯肉をマッサージし、退縮の進行を抑え、組織の再生を促すとされています。
