歯がしみやすい人が避けるべき食べ物とその理由
歯のしみやすさ(象牙質過敏症)は、エナメル質がすり減ったり歯茎が後退したりして、歯根の象牙質が露出することで起こります。露出した象牙質は熱・冷・酸に敏感になり、食事や飲み物で痛みを感じやすくなります。痛みを防ぐために、避けるべき食品とその対策をまとめました。
酸性の食品
アカデミー・オブ・ジェネラル・デンティストによると、酸性食品は歯のしみやすさの最大の原因です。pH が低い食品はエナメル質を脱灰させ、象牙質が露出しやすくなるだけでなく、虫歯リスクも高まります。完全にやめるのは難しいため、摂取は適度に抑えることがポイントです。代表的な高酸性食品は以下の通りです。
- トマト、レモン、オレンジジュース
- 酢漬け食品、ピクルス
- ヨーグルト(特にフレーバー付き)
- 炭酸飲料、ワイン
熱い食品・飲み物
エナメルが薄くなっていると、熱いものが歯根部まで伝わり、象牙質が膨張・収縮して微細なひび割れが生じます。これが繰り返されると強い痛みや根管治療が必要になることもあります。熱い料理は好きでも、食べる前に少し冷ましてから食べると痛みを軽減できます。コーヒーや紅茶などの熱い飲み物も同様に、温度が下がるまで待つと安心です。
冷たい食品・飲み物
熱い食品と同様に、冷たいものも露出した象牙質を刺激し、急激な神経伝達で痛みが走ります。氷菓や冷たい飲料は室温に戻すか、口に含んだままゆっくり温めると痛みが和らぎます。また、非常に冷たい空気を直接吸い込むことでも痛みが出ることがありますので、寒い外気はマスクで防ぐと良いでしょう。
以上のポイントを意識し、酸性・熱い・冷たい食品の摂取をコントロールすれば、歯のしみやすさによる不快感を大幅に減らすことができます。
