歯科診療で使用される基本的な器具
歯科医師が日常的に使用する基本的な器具は、虫歯や歯周病の予防・治療、抜歯・修復、スケーリングなど、ほとんどの一般的な処置に対応します。
ミラー
口腔内を観察する際、鏡で光を反射させて組織や歯を拡大し、間接的に見ることができます。通常、非利き手で保持します。
ハンドヘルドプローブ(エクスプローラー)
定期検診では、鎌形や角度のついたプローブで裂け目や窩、虫歯、歯石、クラウンやブリッジの問題を確認します。
フォーセプス
口腔内の物体を掴んで取り出す際に使用します。ロック機構付きのものは、物体が落下するリスクを減らします。
エクスカベーター
虫歯の除去時に、腐敗した軟組織を削り取る鋭利な器具です。
吸引シリンジと注射針
麻酔注射に使用し、痛みを軽減します。シリンジのサムリングで吸引が行われます。針は上顎用(短い1インチ)、下顎用(長い)、歯と骨の間用(極短)など3種類が一般的です。ゴムダムは、特定の歯や部位を隔離し、気道を保護しながら視野を確保します。
低速・高速ハンドピース
低速ハンドピースは0〜20,000rpmで、歯の周囲の石灰化組織の除去や研磨に使用しますが、歯を削ることはありません。高速ハンドピースはエナメル質を削るために使用し、最大400,000rpmまで回転します。両者とも約30psiのエア圧で駆動されます。
バース(ドリルビット)
低速・高速ハンドピースに装着し、歯の切削・研磨、充填、エナメル質の修復に使用します。サイズや形状は数百種類あり、手技に応じて選択します。
