口臭が逆流性食道炎(GERD)や副鼻腔炎によるものかを見分ける方法
鼻性(副鼻腔)由来の口臭
副鼻腔炎は鼻腔内の感染が原因で、口臭を引き起こすことがあります。以下の症状がある場合は鼻性口臭の可能性があります。
- 頸部リンパ節の腫れ
- 頭痛、発熱
- 黄色や緑色の粘液が出る
- 鼻水が多いときにチーズのような独特のにおいがすることがある(eMedicine 2008, Dr. Ashutosh Kacker)
副鼻腔炎を治療すれば、口臭は改善されます。
消化管(GI)起因の口臭
消化管からの口臭は稀ですが、逆流性食道炎(GERD)やその治療薬が関与するケースがあります。
- 2007年のテルアビブ医療センターの研究では、132人中72人がGERDに伴う口臭を訴えました。
- プロトンポンプ阻害薬(PPI)使用者の約75%が口臭を経験するという報告があります(American College of Gastroenterology 2006)。特にランソプラゾール(商品名:プレバシッド)などが関与することがあります。
- 胃食道逆流自体が、悪臭を伴うげっぷや口臭を引き起こすことがあります。
正しい診断の重要性
口臭の原因を正確に特定するには、医師の診察が不可欠です。画像診断、身体検査、問診を通じて、鼻性か消化管性か、あるいは口腔内の問題かを判断します。
