歯科診療で使用する個人用保護具(PPE)とは
個人用保護具(PPE)の概要
個人用保護具(PPE)は、歯科医師やスタッフが診療中に着用する防護服や装備のことです。感染リスクや有害物質への曝露を最小限に抑え、患者と医療従事者双方の安全を守ります。
1. 手袋
手袋は血液、唾液、その他体液や使用する薬剤から手を保護し、患者間やスタッフ間の交差汚染を防止します。
2. マスク
鼻と口を覆うマスクは、空気中の病原体や飛沫を遮断し、呼吸器系の感染拡大を防ぎます。
3. 防護眼鏡・ゴーグル
治療中の血液や唾液の飛沫、または抜歯や超音波スケーリングで飛散する破片から目を守ります。
4. ガウン・エプロン
通常の衣服の上に着用し、血液や体液が衣服に付着するのを防ぎます。汚染拡大を抑える重要なバリアです。
5. ヘッドカバー
ブーファントキャップやサージカルキャップで髪の毛を覆い、診療中の髪の汚染リスクを低減します。
6. シューカバー
外部から持ち込まれる汚れや病原体が診療室に入らないよう、靴の上から被ります。
7. 呼吸用防護具(N95マスク)
N95マスクは通常のマスクより高い防護性能を持ち、粒子の95%以上を除去します。超音波スケーリングや高速ドリリングなど、エアロゾルが発生しやすい処置で使用されます。
歯科医院では、PPEの正しい使用・管理・廃棄手順を厳守し、感染管理と清潔な診療環境の維持に努めています。
