ひどい口臭の治療法とは?
口腔衛生
歯磨きやフロスで食べかすが残らないようにすることが口臭予防の基本です。歯垢がたまると腐敗し、嫌な臭いが発生します。入れ歯も毎日きれいに洗いましょう。アメリカ歯科医師会は、歯と同様に舌もブラッシングすることを推奨しています。また、歯ブラシは3か月ごとに交換すると効果的です。
マウスウォッシュは一時的な対策だけでなく、シトリルピリジニウムやクロルヘキシジン、亜鉛・二酸化塩素などを含む製品は舌の細菌や硫黄化合物を抑える効果があります。2008年のCochraneレビューでもその有効性が報告されています。
歯垢が歯と歯茎の間にたまり「ポケット」になると、細菌が増殖し激しい口臭や歯周病を引き起こします。歯周専門医によるスケーリング(深いクリーニング)で、歯石やプラークを歯茎上・下から除去します。
食べ物の影響
玉ねぎやにんにく、香辛料の強い食べ物は、食後すぐに口臭として感じられますが、消化過程で血流に取り込まれ、肺から呼気として数日間残ることがあります。大切なイベント前は、これらの食材を控えると安心です。
その他の原因
ダイエットや喫煙、口の乾燥も口臭の原因になります。口腔が乾くと死んだ細胞がたまりやすくなりますので、こまめに水分を摂りましょう。薬の副作用で乾燥が起きることもあります。
副鼻腔炎や肺膿瘍、腎不全・肝不全・糖尿病などの全身疾患も口臭を引き起こします。感染症の場合は抗生物質で治療し、根本疾患の管理が口臭改善につながります。症状が重い場合は、マウスウォッシュで臭いを抑えることも有効です。
