歯肉腫炎(Gingivostomatitis)とは?

Gingivostomatitis(歯肉腫炎)は、歯茎(歯肉)と口腔内の炎症を指します。最も一般的な原因はヘルペス単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)で、口唇ヘルペスや口内炎の原因ウイルスと同じです。この形態は一次ヘルペス性歯肉腫炎(PHG)または急性ヘルペス性歯肉腫炎とも呼ばれます。

主な原因

  • ヘルペス単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)
  • コクサッキーウイルス
  • エコウイルス
  • インフルエンザウイルス
  • おたふく風邪ウイルス
  • 麻疹ウイルス
  • 水痘・帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster)
  • 肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)
  • 一部の薬剤や医薬品

主な症状

  • 痛みを伴う腫れた歯茎
  • 出血しやすい歯茎
  • 赤・紫・白色に変色した歯茎
  • 口内や歯茎にできる潰瘍・水疱
  • 発熱、頭痛、倦怠感
  • 喉の痛み、飲食困難、唾液分泌増加

治療と対処法

基本的には症状緩和が中心です。市販の解熱鎮痛剤で痛みや熱を抑え、麻酔効果のあるうがい薬やジェルを歯茎に直接塗布します。冷たい柔らかい食事や飲み物が飲みやすく、刺激の強い辛い・酸性・塩分の多い食べ物は避けましょう。

ヘルペスが原因の場合、抗ウイルス薬(例:アシクロビル)を処方されることがあります。また、二次感染を防ぐために口腔衛生を徹底することが重要です。

ほとんどのケースは数週間で自然に改善します。

歯肉炎 - 関連記事