生理が終わってから1週間以上、悪臭のある茶色い分泌物が続く場合、何が考えられますか?

はじめに

生理が終わってから1週間以上、悪臭のある茶色い膣分泌物が続く場合は、早めに医療機関での診察が必要です。原因はさまざまで、感染症から子宮外妊娠、がんまで考えられます。

感染症

細菌性膣炎、酵母感染症(カンジダ症)、クラミジアや淋病などの性病は、茶色く臭い分泌物を伴うことがあります。痛み、かゆみ、排尿時の灼熱感などの症状が併発することが多いです。

子宮内膜炎

出産後や流産、子宮手術後に子宮内膜が感染すると、発熱、寒気、下腹部痛、異常な膣分泌物が見られます。

月経不順・ホルモンバランスの乱れ

ホルモン異常や子宮筋腫・子宮内膜症などの基礎疾患により、月経前後や月経が止まった後に茶色い点状出血や分泌物が出ることがあります。

子宮外妊娠

稀ですが、受精卵が子宮外(主に卵管)に着床すると、月経が来た後に茶色い分泌物が現れることがあります。下腹部痛、吐き気、めまいなどの症状が同時に起こります。

がん

子宮頸部・子宮体部・卵巣のがんは、異常な膣分泌物として茶色く臭いものが出ることがあります。特に喫煙やヒトパピローマウイルス(HPV)感染歴がある方は注意が必要です。骨盤痛、体重減少、原因不明の出血などが併発することがあります。

診察と検査

医師はまず骨盤診察を行い、必要に応じて以下の検査を実施します。

  • 経膣超音波検査
  • 血液検査(感染マーカーやホルモン)
  • 膣分泌物の培養・PCR検査

検査結果に基づき、抗生物質、抗真菌薬、ホルモン療法、手術など適切な治療が選択されます。

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