歯周病の深層洗浄手順と費用

歯茎が後退し、口臭が気になる場合、歯肉炎(ジンジバイティス)になっている可能性があります。歯肉炎は歯肉ライン下に細菌がたまり、歯肉の腫れ・出血・歯の過敏感などの症状を引き起こします。重症例では、従来の歯のクリーニングだけでは不十分で、深層洗浄が必要です。

スケーリング

スケーリングは、歯肉ライン下のポケットにたまったプラークや歯石を除去する処置です。金属製のスケーラーを歯肉ライン下に挿入し、付着した汚れを削り取ります。歯茎が後退し、歯周病が中等度以上に進行している場合に主に行われます。

ルートプレーニング(根面平滑化)

プラークや歯石が歯根部に付着すると、歯肉が離れやすくなり、歯茎の後退を招きます。ルートプレーニングはスケーラーで歯根面を滑らかに削り、歯肉が再付着しやすい状態に整える処置です。歯周病が進行し、歯茎が後退している患者さんに実施されます。

手順

スケーリングとルートプレーニングは、口腔を四つの象限(上顎左右・下顎左右)に分けて行います。症状の重症度に応じて、1回の診療で全象限を処置することもあれば、複数回に分けて行うこともあります。処置中は局所麻酔や鎮静剤を使用し、痛みを最小限に抑えます。

回復とケア

処置後の歯肉が正常に回復するためには、1日2回以上のフロッシングと、歯茎を優しくブラッシングして再付着を促すことが重要です。温かい塩水でうがいすると不快感が和らぎます。痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤で対処できます。

費用

深層洗浄は象限ごとに約100〜500米ドルが目安です。費用は症状の重症度や鎮痛剤の使用有無、レントゲン撮影や追加の歯科サービスによって変動します。

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