歯周病の治療法
歯周病の種類
歯周病は主に「歯肉炎」と「歯周炎」の2種類に分かれます。どちらも歯茎の細菌感染が原因で、口腔衛生の不備が主な要因です。
口腔衛生の改善
歯肉炎は、適切な口腔ケアで予防・改善できます。デンタルフロスで歯と歯茎の間のプラークを除去し、1日2回のブラッシングに加えて、必要なら回数を増やすと効果的です。抗菌マウスウォッシュも有効です。
専門的なクリーニング
年2回の定期検診に加えて、歯科医や歯周病専門医が行うスケーリングやルートプレーニングがあります。スケーリングは歯石を歯肉上部・下部から除去し、ルートプレーニングは歯根面のプラークや細菌塊を取り除きます。
抗生物質療法
抗生物質は単独でも、スケーリングやプレーニングと併用しても使用されます。副作用が少ない局所抗生物質(ジェル、カプセル、チップ、ストリップなど)が主に用いられ、代表的なものはドキシサイクリン、ミノシクリン、メトロニダゾールです。経口抗生物質としてはテトラサイクリン系、マクロライド系、キノロン系が使用されます。
外科的治療
重度の歯周病や他の治療に反応しない場合は外科手術が検討されます。代表的な手術はフラップ手術と骨・組織移植です。
フラップ手術
歯肉を一時的に剥がし、歯根と歯の表面から歯石や汚れを除去した後、歯肉を縫合して元の位置に戻します。
骨・組織移植
失われた歯肉や骨組織を移植し、自然に新しい組織が結合して歯と歯肉の安定した基盤を再構築します。
