低所得家庭の子ども向け無料歯科サービス
米国では低所得世帯の子どもに対し、無料の歯科サービスが多数提供されています。対象となるのは、一定の所得基準を満たす親の扶養にある子どもです。州や学校、民間団体が予防的な処置や治療を行っています。
Give Kids A Smile Day(キッズスマイルデー)
アメリカ歯科医師会(ADA)が主催し、低所得の子どもに無料の歯科治療を提供するイベントです。参加州・地域の支部を通じて、ボランティア歯科医が歯のクリーニング、フッ素塗布、シーラント、抜歯、詰め物などを行います。利用希望は最寄りのADA支部に問い合わせ、参加方法やスケジュールを確認してください。
歯科大学の無料・低価格サービス
多くの歯科大学では、学生の実習の一環として、保護者と子どもに無料または低価格の歯科治療を提供しています。
- イオワ大学小児歯科部門:障害を持つ21歳未満の子どもに、予防的な歯科ケアを最大300ドルまで提供。修復治療も実施。
- 南カリフォルニア大学歯科大学:14台のモバイル歯科ユニットで、歯のクリーニング、シーラント、口腔衛生指導を実施。ロサンゼルスのホームレス児童にも無料で歯ブラシや歯磨き粉を配布。
民間の歯科クリニック・団体
- カリフォルニア州サンタクラリタ「子どもの歯科健康財団」:虫歯の詰め物や親知らずの抜歯、予防的ケアを提供。利用希望は直接申請。
- Remote Area Medical(リモートエリアメディカル):テネシー州・イリノイ州で、成人・子ども向けに無料の修復治療、フッ素塗布、クリーニングを実施。
メディケイド(Medicaid)
州の所得基準を満たす家庭は、子どもをメディケイドに加入させることができます。メディケイドは対象児童に対し無料で歯科サービス(クリーニング、詰め物など)を提供し、18歳まで利用可能です。
