赤ちゃんマッサージの手順と効果
赤ちゃんも大人と同じように優しく撫でられることが好きです。マッサージは安心感を与え、親子の絆を深めるだけでなく、疝痛(げっぷん)緩和、運動能力向上、睡眠の質改善、知的発達促進、免疫力強化など多くの効果があります。毎日優しいタッチで触れ合うことは、赤ちゃんの発達と安全感を大いに高めます。
1. 雰囲気を整える
赤ちゃんの機嫌が良いときにマッサージを始めましょう。部屋は暖かく、手は事前に温めておきます。できるだけ静かで、テレビやスマートフォンなどの刺激が少ない環境が理想です。
2. 赤ちゃんを寝かせる場所
柔らかいブランケットを床に敷き、ベビーオイルを少量手に取ります。おむつだけの状態にして、赤ちゃんをブランケットの上に寝かせます。優しい声で話しかけながら、頭・体・足先までゆっくりと撫でていきます。
3. 手のマッサージ
赤ちゃんの手を自分の手で包み、ひらひらと開きます。親指を手のひらに当て、優しく撫でた後、指先を親指と人差し指で一本ずつ転がすようにマッサージします。
4. 胸のマッサージ
胸に手を置き、外側へ向かって軽く撫でます。胸のマッサージは疝痛の緩和に役立ち、触覚刺激で赤ちゃんを落ち着かせます。リラックスすると消化がスムーズになり、泣き声も減ります。
5. 頭・目・眉・耳のマッサージ
両手で頭を支え、指先で頭皮を円を描くように撫でます。親指で頭頂部と耳の周りを軽く回すだけでOKです。柔らかい部分(fontanelle)は避けます。閉じたまぶたは親指で軽く撫で、鼻筋は外側へ向かって頬に向かってなぞります。眉間は親指で軽く外側へ引くようにマッサージします。
6. お腹のマッサージ
指先で時計回りに円を描くようにお腹を撫でます。へその周りは特に優しく扱い、臍帯が完全に落ち着くまで(生後約10日)触れないようにします。楽しくするなら「I love you」や逆L、逆Uの形でなぞると赤ちゃんが喜びます。
7. 足と膝のマッサージ
足と膝を軽く抱き、膝をお腹方向にゆっくりと持ち上げます。股関節を右左に数回回すとガスが排出されやすくなります。
8. マッサージの多彩な効果
マッサージは成長ホルモンや酵素の分泌を促し、臓器の細胞活性を高めます。早産児にマッサージを行うと成長が早まるという報告もあります。触覚刺激は脳の発達を助け、消化機能を向上させ、自己肯定感や行動の安定にもつながります。
