赤ちゃんの口内ヘルペスは何が原因?感染経路と対策

赤ちゃんの口の中や周囲に液体が入った水疱ができた場合、口唇ヘルペス(いわゆる熱傷性水疱)です。これは単純ヘルペスウイルス(HSV)に感染したことを示します。主にHSV‑1が口唇ヘルペスを引き起こしますが、HSV‑2(通常は性器ヘルペスに関与)でも口腔内に症状が出ることがあります。感染後、ウイルスは一度だけ症状を起こすこともあれば、生涯にわたり再発を繰り返すこともあります。

キスによる感染

口唇ヘルペスを持つ人が赤ちゃんの唇にキスすると、ウイルスが伝播します。症状が出ていなくてもウイルスは潜伏していることがあり、感染リスクがあります。ウイルスが休止状態のときは他人に伝えることはできません。

出産時の感染(膣内)

母親が出産時に性器ヘルペス(HSV‑2)を保有していると、産道を通じて赤ちゃんにウイルスが移ります。妊娠後期に初めてヘルペスに感染した場合、母体はまだ抗体を十分に持っていないため、胎児や新生児への感染リスクが高まります。一方、妊娠前にヘルペスに罹って抗体を持っている母親は、胎児を保護できるため、感染の可能性は低くなります。

食器やカップの共有

スプーンやフォーク、哺乳瓶などをウイルスを保有している大人と共有すると、唾液を介して赤ちゃんに感染します。たとえ口元に水疱がなくても、感染した唾液がウイルスの伝播源となります。

おもちゃの共有

赤ちゃん同士が口に入れるおもちゃを共有すると、口唇ヘルペスウイルスが伝わることがあります。ウイルスが唾液中に存在すれば、玩具を通じて他の子どもに感染します。

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