妊娠中のママのための食事ガイド
妊娠中の女性はダイエットを勧められません。むしろ、フルーツや野菜を中心に、十分な水分を取り、鶏肉や脂肪の少ない魚、その他の赤身肉など、バランスの取れた食事が推奨されます。
赤ちゃんのエネルギー源
摂取したすべての食べ物は、母体だけでなく赤ちゃんにも影響します。妊娠中は、健康的でバランスの取れた食事を心がけることが、赤ちゃんの長期的な健康につながります。また、葉酸の摂取は先天性欠損症の予防に重要です。
モントリオールのマクギル大学の研究者ルイーズ・ピロット氏は、葉酸強化粉を使用することで先天性心疾患の発生率が低下すると報告しています。
妊娠中に必要なタンパク質とカルシウム
胎児の発育にはタンパク質とカルシウムが欠かせません。卵、牛乳、ほうれん草、大豆、肉、魚、全粒穀物、米、豆類、トウモロコシ、オートミール、エンドウ豆、ピーナッツバターなどが優れた供給源です。
「二人分」ではなく、適切なカロリー
妊娠中に追加で必要なカロリーは1日200〜300kcal程度です。これは低脂肪牛乳1杯や低脂肪ヨーグルト1カップに相当します。過剰なカロリー摂取は体重増加につながり、出生欠損のリスクが高まります。
ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院のアリソン・スチューブ研究者は、揚げ物や全脂乳製品を多く摂取すると、妊娠中に最大35ポンド(約16kg)増える可能性があると指摘しています。
米国医学研究所(IOM)は、低体重の女性を除き、妊娠中の体重増加は25〜35ポンド(約11〜16kg)を推奨しています。
避けるべき食品
安全な妊娠食を守るために、以下の食品は避けましょう。
- 生肉や生魚(寿司、レアステーキなど)
- 生卵や生卵を使用したマヨネーズ、シーザードレッシング
- ブルーチーズやフェタチーズなどの軟らかいチーズ
- 水銀含有量が高いサバやメカジキなどの魚
- PCB汚染が懸念される養殖サーモンやトラウト(代わりに野生サーモンを選択)
これらを控えることで、母体と胎児の健康リスクを低減できます。
