赤ちゃんの風邪対策ガイド
罹患率
免疫システムが未熟な赤ちゃんは、2歳になるまでに約8〜10回風邪をひくと言われています。大人と違い、赤ちゃんはまだ多くのウイルスに触れたことがなく、免疫が十分に形成されていません。また、手でいろいろ触れ、指を口に入れるため、ウイルスに感染しやすい環境にあります。
主な症状
風邪は鼻や喉のウイルス感染です。主な症状は鼻水・鼻づまりで、低熱、くしゃみ、睡眠障害、イライラ感が伴うことがあります。
3か月未満の赤ちゃん
大半の赤ちゃんは7〜10日で自然に回復しますが、3か月未満は肺炎やクループなど合併症のリスクが高くなります。症状が出たら、必ず小児科医に相談してください。
自宅でできる対処法
- 鼻水は吸鼻器(シリンジタイプ)でやさしく吸い取ります。
- 水分補給をこまめに行い、脱水を防ぎます。
- 加湿器や温かい蒸気で部屋の湿度を上げ、鼻づまりを緩和します。
薬の使用について
風邪薬は6歳未満の子どもには効果がなく、副作用のリスクもあります。必ず医師に相談した上で、必要に応じて赤ちゃん用のアセトアミノフェンやイブプロフェンを使用してください。18歳未満へのアスピリン投与はレイ症候群の危険があるため絶対に避けましょう。
受診が必要なサイン
低熱(約37.8℃)は一般的ですが、101°F(約38.3℃)以上の熱が3日以上続く、または102°F(約38.9℃)を超える場合は受診してください。その他、耳の痛み、結膜充血・黄疸、飲水拒否、尿量減少(おむつが濡れにくい)、症状が14日以上続く場合も医師に連絡しましょう。
