乳児期の脳性麻痺の早期発見とサイン
脳性麻痺は、脳の障害に起因し、身体の運動機能に障害をもたらす非感染性の疾患です。幼児期に見られる様々なサインは、早期に発見すれば適切な支援につながります。
発達マイルストーンの遅れ
赤ん坊は生後約3か月でうつ伏せにして頭を持ち上げ、5〜6か月で物を口に運びます。7〜8か月頃には簡単な言葉を真似し、2歳前後で歩き始めます。これらの発達が遅れると、脳性麻痺の可能性があります。遅れが疑われたら、他の原因も考慮しつつ、必ず医師に相談しましょう。
姿勢や筋肉の異常
生後8か月までに頭部を安定して支えられない、筋緊張が硬すぎる(硬直)または緩すぎる(弛緩)場合は、脳性麻痺のサインと考えられます。筋肉が常にだらんとしている、あるいは逆に硬く動かない場合は、早めの診察が必要です。
その他のサイン
体の片側だけを優先的に使う、あるいは特定の部位の動きが制御できないといった症状も脳性麻痺の特徴です。筋協調性が低下し、部分的な運動制御が失われることがあります。
診断方法
脳性麻痺は他の疾患と症状が重なるため、診断は容易ではありません。医師は運動機能の評価に加え、血液検査、遺伝子検査、視覚・聴覚検査、代謝検査などを実施し、他の疾患を除外しながら診断を行います。
