乳児の下痢治療法
水分補給をしっかり
下痢の間は赤ちゃんの水分補給が最も重要です。多くの場合、ウイルス性ですが、食物不耐症や細菌感染が原因になることもあります。通常、数日で自然に回復するため抗生物質は処方されません。
母乳育児中の場合、C.S.モット小児病院のガイドラインでは、授乳を続けて水分と栄養を確保しつつ、母親の食事内容を見直すことを推奨しています。授乳の合間には、経口補水液(自宅で作る場合は、砂糖大さじ1と塩ひとつまみを1クォート(約950ml)の蒸留水に混ぜる)や、市販の乳児用電解質飲料を与えてください。
人工ミルクや離乳食を与えている場合は、一時的に固形食や複雑な食品を中止し、透明な液体(薄めたリンゴジュースや白湯)から始め、徐々に半固形食へと移行させます。改善が見られない場合は速やかに医師に相談してください。
家庭療法
熟れすぎたバナナをすりつぶして与えると、即効で水様便を止める効果が期待できます。黒い斑点が多くなるまで熟したバナナを使用し、赤ちゃんが飲みやすいようにマッシュしてください。
受診の目安
下痢が24時間以上続き、改善が見られない場合は、すぐに小児科医へ連絡してください。特に以下の症状がある場合は緊急受診が必要です。
- 発熱や嘔吐を伴う
- 便が極端に水っぽくなる
- 赤ちゃんが元気がなく、皮膚をつねったときにすぐに戻らない(皮膚弾力テストが遅い)
最後に注意点
慢性的に下痢が続く、または頻繁に下痢になる場合は、基礎疾患が隠れている可能性があります。必ず小児科医に相談し、適切な検査と治療を受けましょう。
