赤ちゃんの咳への対処法

米国食品医薬品局(FDA)は、2歳未満の乳幼児に対しては、去痰薬や抗ヒスタミン薬などの咳や風邪の治療薬は使用しないよう推奨しています。これらの薬は眠気を引き起こすだけで症状を改善しないうえ、刺激性、過活動、倦怠感などの副作用が出ることがあります。そのため、赤ちゃんの咳に対処する際は慎重に方法を選ぶ必要があります。

小児科医への受診が必要なとき

咳が長引く場合はすぐに医師に相談してください。特に、3か月未満の赤ちゃんが咳とともに喘鳴(ぜんめい)や発熱、呼吸困難を示す場合は、緊急の受診が必要です。

はちみつは避ける

大人が咳に使用するはちみつは、1歳未満の子どもには安全ではありません。乳児ボツリヌス症という稀な食中毒を引き起こすリスクがあるため、絶対に与えないでください。

加湿器や蒸気吸入器の活用

1歳未満の赤ちゃんの咳には、清潔な加湿器や蒸気吸入器が安全に使えます。ただし、機器が湿ったまま放置されカビやカビ臭が発生していないか確認し、加湿器の水に薬を入れないようにしましょう。

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)

RSVは乳幼児によく見られる呼吸器感染症で、ワクチンはありません。主な治療は酸素投与です。症状は風邪に似て、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・結膜炎・発熱に加えて、咳が悪化し呼吸が苦しくなることがあります。

環境要因の影響

アレルゲンや喘息、環境刺激物が赤ちゃんの咳を引き起こすことがあります。猫のフケやダニはアレルギー反応を誘発し、咳を伴う風邪様症状を出すことがあります。また、喘息や家族歴がある場合も咳が出やすいです。たばこの煙やその他の刺激物は咳を悪化させるため、可能な限り除去しましょう。

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