乳児のガス問題に対する家庭療法

乳児のガスは、疝痛(コリック)のサインであることがあります。コリックは、1日最低3時間、週に3日以上、絶えず泣く状態を指します。赤ちゃんは、母乳やミルクに含まれる乳糖やタンパク質を消化する際にガスがたまりやすくなります。授乳中の母親が自分の腸の問題を母乳に移すこともあります。赤ちゃんにガスが頻繁に起きる場合、家庭でできる対処法がいくつかあります。

ガスを引き起こす食材を避ける

赤ちゃんの食事や母親の食事から、ガスの原因となる食品を取り除きます。まずは医師に相談し、ミルクアレルギーや乳糖不耐症の有無を確認しましょう。授乳中は、辛い食べ物、十字花科野菜、豆類、柑橘類やジュース、イチゴ、トマト、カフェイン、アルコールなども控えると良いです。1つずつ除去し、赤ちゃんの様子を観察してください。

哺乳瓶の選び方を見直す

空気の混入が多い哺乳瓶は、赤ちゃんが飲み込む空気量が増え、ガスがたまりやすくなります。穴が大きすぎないか確認し、空気の流入を抑える設計のボトルや、ミルク中に気泡ができにくいタイプを選びましょう。

ハーブティーでケア

フェンネルティーは、消化管をリラックスさせる効果があり、古くからガスやコリックの対策に用いられています。沸騰した湯にフェンネルシードを入れ、冷ましてから赤ちゃんに小さじ1杯を授乳前後に与えます。授乳中の母親は、1日3〜6回、1杯ずつ飲むと良いでしょう。その他、ペパーミント、ディル、アニス、スリッパリーエルム樹皮、カモミールも有効です。ただし、カモミールにアレルギーがある人もいるので、使用前に医師に相談してください。

マッサージ

赤ちゃんのお腹や背中を優しくマッサージすると、腸の緊張が緩和されガスの排出が促進されます。カットニップとアーモンドオイル、またはオリーブオイルを混ぜたマッサージオイルを使うと効果的です。仰向けに寝かせて足をゆっくり自転車を漕ぐように動かす、またはうつ伏せにして背中を軽くこする方法もあります。

温熱療法

温かいお風呂や、タオルで包んだ湯たんぽをお腹に当てると、筋肉がほぐれ不快感が和らぎます。お湯の温度は赤ちゃんの肌に優しい温度か必ず確認してください。

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