赤ちゃんのアレルギー症状とは?見分け方と対処法
じんましん(蕁麻疹)
蕁麻疹は、赤ちゃんの皮膚に蚊に刺されたようなかゆみを伴う赤い斑点が現れる症状です。食べ物や接触した物質に対するアレルギー反応で起こります。赤ちゃんは言葉で不快感を伝えられないため、かきむしったり体をこすりつけている様子が見られます。必要に応じて小児科医に抗ヒスタミン薬の使用を相談してください。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり
風邪でも同様の症状は出ますが、長時間続く水っぽい鼻水はアレルギーのサインです。赤ちゃんは鼻を上向きに拭くことが多く、鼻の上部にしわができることがあります。鼻づまりが続くと口呼吸が増え、食塩水で鼻を洗浄すると楽になることがあります。
かゆみを伴う涙目
結膜炎(ピンクアイ)は感染でも起こりますが、アレルギー性結膜炎は感染性ではありません。目が赤くなり涙が出るだけでなく、かゆみや目の周りにくすんだくすんした影ができることがあります。原因の特定と適切な治療は小児科医に相談してください。
顔や喉の腫れ
アレルギーによる腫れは放置すると喉まで広がり、呼吸が困難になる危険があります。特に目や口の周りに腫れが見られたら、すぐに小児科医に連絡し、呼吸状態を観察してください。呼吸困難が疑われる場合は緊急で救急外来へ搬送します。
胃腸の不調
ガス、膨満感、嘔吐、下痢は感染でも起こりますが、2〜3種類の症状が同時に8〜10日以上続く場合はアレルギーが疑われます。風邪や胃腸炎は通常数日で改善しますが、アレルギー性の症状は長引くことがあります。
アナフィラキシーの警告サイン
アナフィラキシーは稀ながら命に関わる重篤なアレルギー反応です。喉の腫れ、激しいかゆみ、急速に広がるじんましん、咳やくしゃみ、息苦しさ、血圧低下、めまい、失神などが見られます。疑わしい場合はすぐに119へ連絡し、エピネフリン自己注射薬の準備を伝えてください。今後のために医師に処方を相談しましょう。
対策と注意点
代表的な食物アレルゲンは、牛乳、卵、小麦、大豆、ピーナッツ、木の実(くるみ・ペカンなど)、魚介類です。空気中のアレルゲンとしては、動物のフケ、ハウスダスト、カビが挙げられます。赤ちゃんが最近何を食べ、何に触れたかを記録し、上記の原因物質がないか確認しましょう。気になる点は必ず小児科医に相談してください。
