新生児の低血糖
概要
ボストン小児病院の調査によると、約千人に2人の新生児が低血糖を起こします。早産児や母親が低血糖の場合はリスクが高まりますが、血糖値が正常でないすべての赤ちゃんが対象となります。低血糖は予防できないケースもあるため、早期のモニタリングが重要です。
事実
- 低血糖(低血糖症)は体内のブドウ糖が不足する状態です。ブドウ糖はエネルギー源であり、特に赤ちゃんの脳機能に不可欠です。
- 早産児や母親が低血糖の際に生まれた赤ちゃんは、低血糖になるリスクが高くなります。
原因
- 肝臓や血液中のブドウ糖が不足することが直接の原因です。
- 胎内での栄養不足、母親の低血糖、先天性肝疾患などが背景にあることがあります。
症状
- 呼吸不規則(無呼吸)
- 皮膚が青白くなる
- 低体温
- 震えや筋緊張低下
- 無気力、授乳困難
- 痙攣、疲労感、過度の空腹感
- 心拍数増加、意識混濁
これらの症状は他の疾患や通常の状態と似ているため、見分けが難しいことがあります。
予防・対策
- 低血糖が疑われる場合は小児科医に血液検査を依頼し、診断を受けましょう。
- 診断後は医師の指示に従い、ブドウ糖投与などの治療を行います。投与量は症状の重症度や年齢、健康状態に応じて調整されます。
- 治療中は血糖値を定期的に測定し、経過観察を続けます。
警告
新生児期の血糖値は脳のエネルギー供給に直結しています。低血糖が長時間続くと脳損傷や痙攣、重症例では昏睡に至ることがあります。低血糖が疑われたら、すぐに医師に連絡してください。
