赤ちゃんの呼吸困難とその対処法

早産児の無呼吸(Apnea of Prematurity)

早産(妊娠37週未満)で生まれた赤ん坊の約25%(体重約5.5ポンド)と、体重が約2ポンド未満の新生児の85%が経験する無呼吸です。通常、胎齢44週になるまでに自然に改善します。

未熟な中枢神経系が呼吸を十分に制御できず、正常な呼吸と浅い呼吸、または呼吸停止が交互に現れます。

治療法としては、人工呼吸器やCPAP(持続陽圧呼吸)装置で酸素と気圧を供給します。軽症例では鼻カニュラで酸素補給し、看護師が赤ん坊をくすぐるなどして呼吸を促すこともあります。

睡眠時無呼吸(Sleep Apnea)

大人と同様に、赤ん坊も睡眠中に無呼吸やいびきをかくことがあります。気道の閉塞や脳が呼吸を指示しないことが原因で、20秒以上呼吸が止まることが頻繁に起こります。

主な原因は早産、脳出血、薬剤・毒素、呼吸器疾患、感染症、逆流性食道炎、ダウン症候群や先天性心疾患などです。小児科医は医療用呼吸モニターや必要に応じてCPAP装置の使用を勧めます。

喘息(Asthma)

米国では子どもの約10%が喘息と診断され、そのうちの一部は生後1年以内に症状が現れます。喘息は慢性の肺炎症で気道が狭くなり、呼吸が困難になりますが、3歳未満では診断が難しく、風邪などの感染で起こる喘鳴と混同しやすいです。

感染や喘息が原因で呼吸が苦しい場合、小児科医は吸入薬や酸素マスクを使用して気道を拡げる治療を処方します。

慢性でない呼吸障害

風邪や気管支炎などの比較的軽い疾患でも、鼻づまりや痰が原因で呼吸がしにくくなることがあります。対策としては、入浴中に湯気のかかった浴室に赤ん坊を15分ほど入れる(直接水に触れさせない)、赤ん坊用の生理食塩水で鼻を洗浄する、部屋に温かいミストの加湿器を置くなどが有効です。

しかし、喘鳴が出る、皮膚が青紫色になる、鼻孔が膨らむなどの緊急症状が見られたら、すぐに医師の診察を受けてください。

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