間接ビリルビン血症とは?
定義
高ビリルビン血症は、赤血球が分解される際に生成されるビリルビンという化学物質が体内に蓄積する状態です。肝臓で排泄できる形のビリルビンは「直接ビリルビン血症」、排泄できず血液中に循環する形は「間接ビリルビン血症」と呼ばれます。ビリルビンは黄色の色素で、これが増えると黄疸が現れます。
発症時期
間接ビリルビン血症は通常、生後24時間から2週間の間に現れます。黄疸が早く出るほど、重症度が高いと判断されます。
懸念される理由
少量のビリルビンは問題ありませんが、大量になると脳に蓄積し、脳障害やけいれんを引き起こす恐れがあります。
症状
最も一般的な症状は皮膚や眼球の黄変です。色の変化が緩やかなため見落とされやすく、特に濃い肌色の赤ちゃんでは判別が難しいことがあります。その他、倦怠感や活動低下も見られます。
治療法
ビリルビンが排泄できない場合、光照射(フォトセラピー)によりビリルビンを分解します。特別な光や光ブランケットを使用し、数日で改善します。原因が授乳や感染症の場合は、一時的な授乳中止、輸血、感染症治療などが併用されます。
なぜ新生児に多いのか
新生児は肝臓が未熟でビリルビンを迅速に代謝できません。また、腸管からビリルビンが再吸収されやすく、赤血球の生成が活発なためビリルビン産生量も多くなります。
