新生児の結膜炎(ピンクアイ)とは?知っておきたいポイント
結膜炎とは
結膜炎(ピンクアイ)は、まぶたの内側と眼球の白い部分を覆う透明な膜(結膜)が炎症を起こす状態です。細菌、ウイルス、アレルギーなどが原因となります。
新生児に結膜炎はよく見られる?
はい。米国では生まれた赤ちゃんの約2%が新生児期に結膜炎を発症すると報告されています。
新生児の結膜炎の主な症状
- 眼の充血
- まぶたの腫れ
- 目からの分泌物(透明、黄色、緑色など)
- まつげに付着するかたまり
- 光に対する過敏症
- 涙目
原因は何か
新生児の結膜炎の最も一般的な原因は細菌感染です。出産時に母体から赤ちゃんへ細菌が移ることがあります。その他のリスク要因は以下の通りです。
- 早産
- 低体重出生
- 助産具(鉗子・吸引)使用
- 兄弟に結膜炎がある場合
治療法
原因に応じて治療法が異なります。
細菌性結膜炎
抗生物質の点眼薬や軟膏で治療します。
ウイルス性結膜炎
特別な治療はなく、数日から数週間で自然に改善します。
アレルギー性結膜炎
抗ヒスタミン薬やステロイド点眼薬で症状を抑えます。
予防策
確実に防げる方法はありませんが、リスクを下げるために次のことを心がけましょう。
- 赤ちゃんの目に触れる前に手をしっかり洗う
- 結膜炎のある人との接触を避ける
- 自分が結膜炎の場合は赤ちゃんの目に触れない
受診のタイミング
以下の症状が見られたら、すぐに小児科または眼科を受診してください。
- 激しい充血や腫れ
- 濃い、黄色・緑色の分泌物
- まつげが固まるほどのかたまり
- 光過敏や涙目が続く
- 発熱を伴う
