AB型の子どもはA型とO型の両親から生まれますか?
AB型はA型とO型の両親からは生まれません
AB型の血液型は、赤血球表面にA抗原とB抗原の両方が発現することで決まります。遺伝的には、A抗原をコードするI^A遺伝子、B抗原をコードするI^B遺伝子、そしてどちらの抗原も持たないi遺伝子(O型)があります。
親がA型(遺伝子型はAAまたはAO)とO型(遺伝子型はOO)の場合、子どもが受け継げる組み合わせは次の通りです。
- 父親からA(I^A)と母親からO(i) → 子はAO → A型
- 父親からO(i)と母親からO(i) → 子はOO → O型
この2つの組み合わせだけなので、B抗原をコードするI^B遺伝子が子どもに入ることはありません。したがって、A型とO型の両親からAB型の子どもが生まれることは遺伝的に不可能です。
共優性(codominance)の説明
AB型が生まれるのは、片方の親がI^A、もう片方の親がI^Bを持っている場合です。I^AとI^Bは共優性を示し、両方の抗原が同時に発現します。
まとめると、AB型の子どもを望む場合は、少なくとも一方の親がB型(またはAB型)である必要があります。
