子供の発熱の段階と対処法

低熱(低度熱)

ウィリアム・シアーズ医学博士(小児科医)によると、低熱は体温が99°F(約37.2℃)から100.9°F(約38.3℃)の範囲です。通常は深刻ではなく、治療は必要なく自然に下がります。

普通の熱(中等度熱)

中等度の熱は101°F(約38.3℃)から103.5°F(約39.7℃)です。症状が伴わない限り深刻ではありません。市販の解熱剤で対処できますが、数日間続く場合は小児科医に相談してください。

高熱

体温が103.5°F(約39.7℃)を超えると高熱とされます。解熱剤の使用に加えて、ぬるま湯での入浴や頭・首に冷たい湿布をあてると熱を下げやすくなります。脱水を防ぐために水分補給も忘れずに。

熱の測定方法

米国小児科学会(AAP)は、正確な体温測定は体内温度計で行うことを推奨しています。3歳未満の子どもは直腸体温計、3歳以上は口腔体温計が適しています。

いつ治療すべきか

低熱は子どもが極度に不快であるか、無気力、または熱性けいれんの既往がある場合を除き、通常は治療不要です。中等度・高熱の場合は、アセトアミノフェンまたはイブプロフェンの投与が効果的です。

医師に連絡すべきタイミング

以下の場合は速やかに小児科医へ連絡してください。

  • 生後3か月未満で体温が100.2°F(約37.9℃)以上
  • 生後3〜6か月で普通の熱が出た場合
  • 年長児で高熱が続く場合
  • 熱性けいれんや発作が起きた場合(髄膜炎等の重篤な原因を除外するため)

また、熱があるときは子どもの行動を観察し、無気力や強い不快感がない高熱は比較的安心ですが、低熱でも症状がある場合は医師に相談してください。

アスピリンに関する注意

アスピリンは小児に使用してはいけません。レイ症候群というまれだが致命的な病気のリスクがあるためです。

子供の健康 - 関連記事