幼児の脱水症状とその対処法

幼児は汗をかいたり、泣いたり、排尿したりすることで毎日一定量の水分が失われますが、その水分が十分に補給されない、または失われる速度が補給速度を上回ると脱水状態になります。下痢や嘔吐、激しい発汗は幼児の脱水の主な原因であり、これらの症状がある子どもにはたっぷりの水分を与え、脱水のサインを注意深く観察する必要があります。家庭での対処が難しい場合は、速やかに小児科医に連絡し、適切な治療を受けさせましょう。

涙が出ない

脱水状態の幼児は泣いても涙がほとんど、あるいは全く出ません。幼児期は感情が激しく泣きわめくことが多いですが、経験豊かな保護者は、感情的に泣いているが涙が出るはずの場面で涙が出ない場合、脱水が疑われることを判断できます。

尿の量が減少または尿が出ない

脱水した幼児は、12時間以上排尿しないことがあります。排尿があっても尿は通常より濃い黄色や茶色になることが多いです。トイレトレーニング前の子どもはオムツの濡れ具合と色で確認でき、トイレトレーニング済みの子どもはトイレの使用頻度を観察する必要があります。

無気力・倦怠感

脱水した子どもは疲れやすく、動きが鈍くなります。普段より長時間眠る、話すのが遅くなるなどの変化が見られ、周囲の大人は「普段の子どもとは違う」とすぐに気付くでしょう。

皮膚の乾燥

脱水した幼児の皮膚は乾燥し、指で軽く押した際にすぐに元に戻らず、ゆっくりと膨らむだけです。水分が十分にある子どもの皮膚は指で押すとすぐに弾力を取り戻します。この簡単なテストで脱水のサインを確認できます。

強い喉の渇き

脱水した幼児は水やジュースを頻繁に求め、通常以上に多く飲みます。喉の渇きは体が水分不足であるサインですので、飲料を拒否しないでください。再水分補給には水や経口補水液(例:Pedialyte、スポーツドリンク)を選び、炭酸飲料や甘いジュースは控えましょう。

脱水が疑われる場合は、早めに医師に相談してください。

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