包帯の主な4種類とその使い方
包帯は傷口を覆う、出血を止める圧迫を加える、捻挫や捻傷をサポートするなど、さまざまな目的で使用されます。主要な4種類は、ドレッシング、ローラーバンド、チューブバンド、トライアングルバンドです。各用途に適した包帯を常備しておくと、応急処置がスムーズに行えます。
ドレッシング
ドレッシングは傷口を覆い、汚染を防ぎ、出血を抑えるために使用します。小さな切り傷には粘着性のドレッシングが適し、指先や関節用のサイズもあります。広い傷には綿製のガーゼドレッシングが用いられ、テープやガーゼストリップで固定します。ドレッシングは滅菌・吸収性が求められ、傷が治るまで、または定期的に清拭が必要な場合を除き、取り外さないで使用します。
ローラーバンド
ローラーバンドは長い帯状の素材で、円筒形に巻き取られた形状です。伸縮性のあるローラーバンドは捻挫や捻傷のサポートに使用し、関節や四肢に数回巻き付けます。圧迫しすぎず、血流を阻害しない程度にしっかりと固定します。綿やリネン製のローラーバンドはガーゼドレッシングを覆うために使われ、幅や長さが様々で、テープ、クリップ、ピンで固定できます。滅菌されているため、必要に応じて圧迫止血にも利用できます。
チューブバンド
チューブバンドは指や足の指など、ガーゼで巻くのが難しい部位に適しています。また、肘や膝など動きの多い部位でドレッシングを固定する際にも使用されます。大型のチューブバンドは関節を支える、ドレッシングを固定する、さらにはキャストの下に装着することも可能です。ただし、装着には専用のアプリケーターが必要で、ローラーバンドに比べて価格が高めです。
トライアングルバンド
トライアングルバンドは多用途です。広げて三角形にした状態でスリング(吊り具)を作り、骨折や捻挫、手術後の上肢を支え、固定、挙上します。細く折りたたむと冷却圧迫材となり、腫れの軽減に役立ちます。また、傷口に直接圧迫を加えて止血する用途でも使用されます。素材は綿や使い捨て紙が一般的です。
