ミレナIUD(子宮内避妊具)の副作用とは
ミレナIUDは、最大5年間使用でき、99%の避妊効果を持つ子宮内避妊具です。多くの女性に安全に使用されていますが、いくつかの副作用やリスクがあります。以下に主なポイントをまとめました。
一般的な副作用
- 吐き気や胃部不快感
- 不正出血や月経周期の変化(出血が少なくなる、または逆に増える)
- 体重増加、背部痛、にきびの悪化
- 卵巣嚢胞の形成
- 性欲低下
- 子宮頸部細胞診(パップスミア)での異常結果
重篤な副作用・合併症
- 不妊症のリスク(長期間使用後の子宮内環境変化)
- 腸管損傷や腸閉塞
- 子宮穿孔(挿入時に子宮壁が破れる)
- 子宮内癒着(アドヘージョン)
- 溶血性連鎖球菌(A群)感染による敗血症や致死例
妊娠した場合のリスク
- IUD装着中でも稀に妊娠が成立することがある
- 異所性妊娠(子宮外妊娠)のリスクが高まる
- 胎児奇形、流産、敗血症性ショックなど重篤な合併症の可能性
使用上の注意
- 最近重度の骨盤感染症を経験した女性
- 乳がん、肝疾患、免疫不全(例:AIDS、白血病)など感染リスクが高い方は使用不可
留意点・推奨事項
- 経験豊富な医師・産婦人科医による適切な挿入が必須
- 5年ごとに交換し、長期使用は避ける
- 出産経験のある女性に特に適しているが、初産婦でも適応可
- 異常出血や激しい腹痛が続く場合は速やかに医療機関を受診
