妊娠していなくても婦人科医が経膣超音波を勧める理由とは?
婦人科で経膣超音波(経膣エコー)を勧められるのは、妊娠の有無に関わらず、さまざまな診断や治療計画に役立つからです。以下に主な理由をまとめました。
1. 骨盤痛の原因特定
骨盤部に痛みがある場合、子宮・卵巣・卵管などの内部構造をリアルタイムで観察できます。子宮筋腫、卵胞嚢胞、子宮内膜症などが見つかることがあります。
2. 異常な子宮出血の評価
月経過多や不規則出血があるとき、内膜ポリープや筋腫、ホルモンバランスの乱れなど出血源を確認できます。
3. 排卵のモニタリング
妊活中や不妊治療を受けている場合、卵巣の卵胞の成長状態を追跡し、最適な受精タイミングを判断します。
4. 子宮形態異常の検査
子宮の形や構造に異常が疑われるとき、経膣超音波は詳細な画像を提供し、子宮奇形や子宮中隔などを診断します。
5. 骨盤臓器全般の評価
膀胱や子宮頸部、卵管の状態も確認でき、卵巣嚢胞、筋腫、卵管閉塞などの有無を把握します。
6. 閉経後出血の原因究明
閉経後に出血がある場合、癌の可能性を除外するためにも経膣超音波で子宮や子宮頸部の異常をチェックします。
7. 手術後のフォローアップ
子宮掻爬術(D&C)やその他の処置後、組織の回復状態や残存病変の有無を確認するために実施します。
検査を受ける前に医師から目的や手順、注意点が説明され、同意書にサインします。プライベートな部屋で行われ、疑問や不安は遠慮なく医師に相談してください。
