前立腺膿瘍とは
概要
前立腺膿瘍は、男性の前立腺に細菌が感染し、膿がたまって小さな嚢胞(膿瘍)が形成される状態です。細菌性前立腺炎のまれな合併症として起こります。
症状
主な症状は、頻尿・排尿時の痛み・排尿困難です。その他、血尿、発熱、尿道からの悪臭を伴う分泌物などが見られることもあります。
診断
直腸診で前立腺に圧痛点が触知されることがありますが、確定診断には経直腸超音波やCT検査で膿瘍の有無を確認します。
治療
抗生物質の経口投与または静脈注射で感染を制御し、同時に膿瘍の排出が必要です。多くの場合、経直腸的または経会陰的にドレナージ手術を行います。
留意点
前立腺肥大や前立腺癌の手術中に偶然膿瘍が発見されることがあります。症状が軽微でも、放置すると重篤な感染や敗血症につながるため、早期発見と適切な治療が重要です。
