精管(せいかん)の機能と役割は?
精管(せいかん)とは
精管は男性生殖器系の重要な構造で、精巣で作られた精子を尿道へ運搬する管です。男性は左右それぞれに1本、計2本の精管を持ちます。
精液への精子の混入
精管の第一の役割は、精子を精液(精子が含まれる液体)に混ぜ合わせることです。精巣で産生された精子は精管を通って前立腺や精嚢から分泌される液体と合流し、初めて精液が形成されます。
射精時の輸送
射精が起こると、精管は精液を尿道へと押し出します。尿道を通って体外へ排出されるため、精管は精液の搬送路として欠かせない働きをしています。
精管の障害と合併症
- 先天的に精管が閉塞している、あるいは欠損しているケースがあります。
- 外傷や手術によって精管が損傷すると、精子の通過が妨げられ、不妊や勃起障害の原因になることがあります。
精管切除術(精管結紮)
精管切除術は避妊手術の一種で、精管を切断・結紮し、精子が精液に混ざらないようにします。手術後も射精は可能ですが、精子が含まれないため子どもをもうけることはできません。
