患者と高齢者のための適切な足ケア
足は26本の骨、33個の関節、112本の靱帯から成り、体重を支える繊細な構造です。健康な足は自立・バランス・移動を支え、膝・股関節・背中の問題予防にもつながります。病気や加齢に伴い、毎日のフットケアは欠かせません。
足の状態を把握しよう
年齢とともに足のサイズは変化し、適切な靴選びが重要です(米国国立老化研究所)。
糖尿病や血管疾患は下肢への血流と感覚を低下させ、温度や傷に気付かなくなることがあります。
刺激はすぐに感染症に発展する危険があるため、毎日鏡を使って足をチェックしましょう。
よくある問題への対処法
足に合った靴やインソールは、靴ずれ・たこ・ハンマートゥなどのトラブルを防ぎます。糖尿病患者はメディケアで専門靴が一部カバーされるので、医師に相談してください。靴を履く前に軽く叩いて異物を除去しましょう。
爪の手入れは巻き爪防止に必須です。かかとのひび割れにはべたつかない保湿ローションを塗り、足指の間は避け、滑りやすい状態で裸足になるのは控えてください。足を清潔かつ乾燥に保つことで、真菌の繁殖を未然に防げます。
しびれ、関節炎、持続的な腫れがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
専門家に相談するタイミング
担当医に足ケアの具体的な指導を求め、整形外科や足病学(ポダトリー)の紹介、治療用シューズやインソール、理学療法について相談しましょう。足のエクササイズや足首・足指の上げ下げ、マッサージで血行と可動域を維持する方法も教えてもらえます。
