支援技術(Assistive Technology)とは、障がいを持つ人が日常生活の動作(着替え、入浴、トイレ、食事など)を自立して行えるようにする機器や装置の総称です。ここでは、特に自立生活を促進する代表的な支援技術をご紹介します。

電動車椅子

電動車椅子はバッテリーで駆動し、指先の微細な操作で前進・後退・旋回が可能です。上半身の筋力が弱い方や脊髄損傷のある方でも、体幹や腕の力をほとんど使わずに移動できます。定期的な充電が必要ですが、操作性と快適性に優れています。

個人用アラーム

ブレスレットやネックレスに装着できるパニックボタンが特徴です。ボタンを押すと無線でコンソールに信号が送られ、固定電話回線を通じて監視センターへ通報されます。緊急時に迅速に支援を要請できるため、外出時の安心感が高まります。

リフトチェア

立ち上がりが困難な方のために、座面が前方に傾斜して立ち上がりを補助するリフトチェアがあります。膝や腰に問題がある方でも、スムーズに立ち上がることができ、日常の動作が楽になります。

リーチャー/グラバー

先端に磁石や爪が付いた伸縮式の棒で、手の届かない場所にある物を掴むことができます。床に落ちた本やソファの上のジャケットなど、遠くの物を安全に取り出すのに便利です。