高齢者向けの語彙トレーニングで脳を活性化
語彙に関する活動は、認知機能の維持に効果的です。認知的に活発な生活を送る高齢者は、アルツハイマー病のリスクが低いことが、ロバート・S・ウィルソン博士の2007年の研究(『Neurology』)で示されています。年齢とともに処理速度は低下しますが、刺激的な余暇活動は脳の成長と維持を促します。以下に、手軽に始められる語彙活動を紹介します。
読書
思考を要する本や新聞・雑誌を読むことは、脳を効果的に鍛える最も簡単な方法のひとつです。内容が知的刺激を与えるものであれば、どんな媒体でも効果があります。
パズル
クロスワードは多くの高齢者が楽しめる語彙パズルです。ワードスクランブルやワードサーチといった文字探しゲームも、脳に刺激を与えます。
ボードゲーム
スクラブルやボグルなど、語彙中心のボードゲームは認知的な効果だけでなく、社交的な楽しみも提供します。ゲームナイトや集まりの際に取り入れてみましょう。
語学学習
外国語を学ぶことで脳に大きな負荷をかけ、挑戦感を得られます。時間はかかりますが、ロゼッタストーンなどのコンピュータプログラムを活用すれば、教室や講師が見つからなくても学習が可能です。
語彙ゲーム・記憶術
毎日少しずつ語彙ゲームに挑戦したり、ニュースを聞いた後に覚えた情報を書き留める習慣をつけましょう。頭文字語や韻を踏んだ語呂合わせ(ニーモニック)は、名前や場所、リストなどの記憶に有効です。
会話
他者と定期的にコミュニケーションを取ることは、語彙活動と社交的な充実感の両方をもたらします。近所の人や友人と時事問題について議論したり、遠方の親戚と電話やメールで連絡を取り合いましょう。読書会やコミュニケーション系のサークルに参加するのもおすすめです。
執筆
年齢とともに執筆の機会は減りがちですが、日常的に書く習慣を持つことで脳を活性化できます。買い物リストや短い物語、詩を書いたり、興味のあるテーマでオンライン掲示板に参加しましょう。さらに、子や孫のために自伝を書き残すのも価値ある活動です。
