エナジードリンクがもたらす長期的な影響
忙しい現代社会で日常をこなすには、何らかの助けが必要になることがあります。カフェインは覚醒効果があり、エナジードリンクの登場により長時間の活動が可能になりました。調査会社Packaged Factsによると、エナジードリンクの売上は年率12%で伸び、2011年までに売上は90億ドルに達すると予測されています。しかし、長期的な影響についてはあまり研究が進んでいません。以下では、主にカフェインを含むエナジードリンクの過剰摂取がもたらす可能性のある長期的影響を紹介します。
副腎疲労
-
カフェインは副腎にアドレナリンの分泌を促し、覚醒状態を作ります。エナジードリンクはこの作用を人工的に高めるため、常にアドレナリンが分泌され続けます。過剰に分泌されたアドレナリンが使われずに蓄積すると、副腎が疲労し、最終的に機能低下(副腎疲労)に至ります。その結果、倦怠感、不安、睡眠障害、イライラ、気分の変動、うつ症状などが現れることがあります。
心臓疾患と血圧上昇
-
デトロイトのヘンリー・フォード病院の医師らが実施した研究では、エナジードリンクを7日間摂取した被験者の心拍数が1分間に5〜7回増加し、収縮期血圧が約10mmHg上昇したことが報告されています。健康な人には大きな症状は出にくいものの、心臓や血圧に問題を抱える人にとっては深刻なリスクとなります。
依存症
-
エナジードリンクは依存性を生む可能性があります。体はカフェインに対して耐性を形成し、同じ効果を得るために摂取量が増える傾向があります。高濃度のカフェインは中毒を引き起こし、長期的には不安、失眠、頻脈などの副作用が現れます。
