年齢別の発症傾向
にきびは10人に8人の10代が経験するほど一般的です。女子は平均で11歳頃に、男子は2~3年遅れて12〜13歳頃に発症しやすくなります。これは女子の方が男子より早く思春期に入るためです。多くの場合、思春期が終わるとにきびは自然に治まりますが、成人期まで残る人もいます。
主な原因
皮膚の毛穴には皮脂を分泌する皮脂腺があります。思春期にホルモンバランスが変化すると皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴に常在菌が繁殖すると炎症が起き、にきびが形成されます。
にきびの種類
最も一般的なのは白ニキビと黒ニキビです。これらは比較的軽度で、適切なスキンケアで改善しやすいです。重症になると赤みや腫れ、痛みを伴う炎症性にきびや膿を持つ膿ニキビが現れます。
予防策
毎日の洗顔で余分な皮脂と汚れを落とすことが基本です。にきびをつぶすと皮膚が刺激され、炎症が悪化するため絶対に避けましょう。刺激の少ない保湿剤で肌バリアを保つことも重要です。
治療法
軽度から中等度のにきびは、抗炎症成分や角質溶解成分を含む市販の外用薬で対処できます。皮膚科医による専門的なケミカルピーリングや除去(エクストラクション)も有効です。重症例や炎症が強い場合は、内服抗生物質やホルモン調整薬が処方されることがあります。
