幼児に見られる胃腸ウイルス感染の症状

胃腸ウイルス(ウイルス性胃腸炎、通称「胃腸風邪」)は、子どもから大人まで簡単に感染が広がります。感染すると 2 日から 10 日ほど症状が続き、特に集団保育園や幼稚園に通う子どもに多く見られます。

下痢

下痢は幼児の胃腸ウイルス感染で最も頻繁に見られる症状です。24 時間以内に水様便が数回出る場合は下痢と判断されます。オムツ交換や手洗いの不徹底により、他の子どもへ容易に感染が拡大します。

嘔吐

吐き気や嘔吐も典型的な症状です。感染中は食べたものをすべて吐くことがあります。嘔吐物に血が混じる場合は重篤な合併症の可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。

脱水

嘔吐と下痢が続くと体内の水分が失われ、脱水症状が現れます。口が乾く、目が乾く、尿量が減少するといったサインに注意が必要です。幼児の脱水は急速に重症化することがあるため、早期の水分補給と必要に応じた医療介入が重要です。

身体の痛み

胃腸ウイルスは頭痛や全身の筋肉痛、腹部の痙攣を引き起こすことがあります。幼児は言葉で痛みを伝えにくいため、泣き声や体を丸める様子で痛みを訴えることがあります。

疲労感

免疫力が未熟な幼児はウイルス感染で体力が消耗し、普段は活発な子どもでも遊びたがらなくなります。無理に活動させず、十分な休息を取らせましょう。

発熱

感染に伴い発熱が起こります。幼児は大人よりも高熱(100°F=37.8°C 以上)を出しやすく、102°F(38.9°C)以上になると緊急の対応が必要です。

イライラ・不機嫌

体調不良により情緒が不安定になり、泣きやすくなったり、抱っこを求めてくることがあります。親や保育者は優しく声をかけ、安心感を提供しましょう。

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