プロメトリウムにHCGは含まれるか?

概要

HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は妊娠初期に胎児が分泌し、妊娠が進むと胎盤からも分泌されるホルモンです。子宮内膜を維持するために黄体ホルモン(プロゲステロン)の産生を促します。一方、プロメトリウムは医師処方の合成プロゲステロン製剤で、更年期以降のホルモン補充療法や、月経不順の改善に用いられます。

歴史

プロメトリウムは1999年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を受け、更年期障害の治療薬として販売が開始されました。女性は加齢に伴いエストロゲンやプロゲステロンの自然産生が低下するため、外部から補充する必要があります。

機能

プロメトリウムは体内で自然に作られるプロゲステロンと同等の作用を示し、子宮内膜の過剰増殖を防ぎます。また、月経周期が乱れた女性の正常な月経再開を促す目的でも使用されます。

特徴

合成プロゲステロン製剤であるプロメトリウムは、HCGの影響を受けて体内でプロゲステロンが増えるわけではなく、製剤自体にHCGは含まれていません。

用量

  • 更年期女性のホルモン補充療法:エストロゲンと併用し、1日200 mgを12日間服用。
  • 月経調整目的:1日400 mgを10日間服用。

注意事項

  • 眠気やめまいが生じることがあるため、服用後の運転や重機操作は避けてください。
  • うつ症状や血糖値・インスリンの変動に注意が必要です。
  • 妊娠中の使用は禁忌です。

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