乳房痛(マスタルジア)の原因は?
乳房痛(マスタルジア)は、乳房に痛みを感じる状態で、女性に多く見られますが、男性でも起こり得ます。腫れや皮膚の変化を伴うこともあり、原因に応じて鎮痛剤や抗生物質、温湿布、休養などで対処します。
授乳
出産直後の授乳は、乳房痛の大きな原因です。産後数日で母乳が出始めると、両胸が張りや痛みを伴います。赤ちゃんの乳首のくわえ方が不適切だったり、授乳用ポンプの使用方法が間違っていると、痛みだけでなく乳頭のひび割れや出血を引き起こすことがあります。
乳腺炎
乳腺炎は乳房の細菌感染で、主に授乳中に起こりますが、授乳以外でも女性や男性に発症します。乳房痛に加えて、赤みや赤い線状の発疹、乳管が詰まっている場合は硬いしこりが触知されることがあります。
薬剤
ホルモン剤(経口避妊薬、排卵誘発薬、更年期のホルモン補充療法)や一部の抗うつ薬(例:ゾロフト)など、エストロゲンや他のホルモンを含む薬剤は乳房痛を引き起こすことがあります。
月経前症候群(PMS)
月経前や月経中に乳房が腫れ、痛みを感じることがあります。乳房が敏感になり、ブラジャーがきつく感じることもあります。
妊娠
妊娠中はホルモンの変化で乳房が大きくなり、特に妊娠初期に痛みが出やすくなります。出産後は徐々に痛みが軽減します。
思春期
思春期の男女ともに乳房組織が発達し、ホルモンバランスの変化で数年にわたり断続的に痛みが生じます。乳頭や乳輪の変化、皮膚の圧痛を伴うことがあります。
胸のサイズ
大きな胸は重さが支えきれず、胸や背中に負担がかかりやすく、乳房痛の原因となります。適切なサイズのブラジャーを選ぶことや、必要に応じて乳房縮小手術後の回復期間に痛みが続くことがあります。
まとめ
乳房痛の原因は多岐にわたり、生活習慣やホルモン、感染症、薬剤などが関与します。原因が特定できない場合や痛みが強い場合は、医師の診察を受けることが重要です。
