軍人配偶者が受けられる生活支援ベネフィット
2008年に米国退役軍人省(VA)内に遺族支援局(OSA)が設立されました。OSAは退役軍人の配偶者や扶養家族向けに給付請求、プログラム、政策、法制度の課題、イニシアティブを担当しています。介護施設に入居している軍人の妻も、OSAを通じて経済的・医療的ニーズを支える各種給付を受けられます。詳しい給付一覧や受給条件、申請書類はVA公式サイトをご覧いただくか、最寄りのVA事務所のカウンセラーにご相談ください。
依存者補償金(Dependency and Indemnity Compensation, DIC)
DICは退役軍人の遺族に対し、毎月の給付金を支給する制度です。戦死または勤務中の傷病により死亡・障害となった退役軍人の配偶者や扶養家族が対象となります。標準給付額に加え、介護施設に入居している配偶者は上乗せ支給を受けられる場合があります。受給条件は申請書類に詳細が記載されているため、VAのカウンセラーに確認することをおすすめします。
遺族給付プラン(Survivor Benefit Plan, SBP)
SBPは退役軍人が退職後に死亡した場合に、残された配偶者へ基礎退職給付の一定割合を月額年金として支給する保険制度です。加入には毎月の保険料が必要で、給付額や変更には配偶者双方の署名が求められます。退職軍人本人がプランを選択する際に、配偶者の将来の生活を見据えて検討することが重要です。
死亡年金給付(Death Pension Benefits, DPB)
DPBは戦時中に勤務した退役軍人の未再婚の遺族配偶者を対象とした、所得に応じた必要性ベースの年金です。受給資格は退役軍人の勤務記録と配偶者の課税対象収入で判断されます。VAサイトでは必要な勤務年数や課税収入表、申請書類が掲載されています。介護施設に入居している配偶者は、施設費用や日常生活支援をカバーする「援助と出席(Aid and Attendance)」給付も併せて受けられる可能性があります。
CHAMPVA(民間医療プログラム)
CHAMPVAは障害を負った、または戦死・軍務中に死亡した退役軍人の配偶者向けに提供される補完医療保険です。医療費や医薬品費用の一部をVAと共同で負担し、保険の主たる支払いはメディケアが優先されます。受給資格、給付内容、除外事項、申請手続きはVAの公式サイトにあるCHAMPVAハンドブックで確認できます。
