体温操作

医療従事者がコントローラーに目標温度を設定すると、液体がハイポユニット内を循環し、設定温度に調整されます。その後、ユニットを患者に装着し、体温を上昇または下降させます。やけどや不快感を防ぐため、通常はブランケットやバスタオルで患者を覆ってから使用します。

体温の正常化

ハイポユニットの主な役割は、患者の体温を正常範囲(約36.5℃~37.2℃)に戻すことです。体温が97.8°F(約36.5℃)以下、または99°F(約37.2℃)以上に長時間偏ると、さまざまな合併症のリスクが高まります。

温度極端への対策

極端な高体温(105.8°F/約41℃以上)は、熱中症や腎臓・心臓・脳へのダメージを引き起こす可能性があります。一方、低体温(75°F~95°F/約24℃~35℃)では、86°F(約30℃)以下になると意識消失や筋肉制御の喪失、呼吸・脈拍の低下が起こります。ハイポユニットは、こうした危険な体温変化を防ぐために使用されます。

手術時の利用

手術前に患者の体温を意図的に低下させることで、心臓などの重要臓器が低血流状態でも耐えられるようになります。体温を98.6°F(約37℃)以下に下げることで、外科医は手術時間を延長でき、安全性が向上します。