腹腔鏡手術器具の洗浄手順とポイント
必要なもの
- イオン除去水(脱イオン水)
- 酵素系洗浄剤(例:Endozime)
- 柔らかいブラシ(小毛先)
- ラテックス手袋
- 水溶性潤滑剤
- 超音波洗浄機
- シリンジ
- 器具洗浄機
手順
浸漬と予備洗浄
ラテックス手袋を着用し、器具を酵素系洗浄液に最低5分間浸します。汚れが多い場合は、さらに長く浸すと効果的です。
脱イオン水で洗い流す
器具を取り出し、脱イオン水で十分にすすぎます。脱イオン水はイオンを含まない純水です。
ブラシで擦る
柔らかい毛先のブラシで表面や隙間を丁寧に擦ります。小毛先のブラシを使うと、細かい溝まで洗浄できます。
再度すすぎと内部洗浄
ブラッシング後、脱イオン水で再度すすぎます。届きにくい部分は酵素系洗浄液をシリンジで注入し、残留物を除去します。
超音波洗浄
超音波洗浄機に器具を入れ、122°F(約50°C)以下の水で5分間振動させます。これにより微細な汚れが除去されます。
器具洗浄機で最終洗浄
メーカーの取扱説明書に従い、器具洗浄機で洗浄します。洗浄後は十分に乾燥させてからオートクレーブにかけます。
潤滑とオートクレーブ
水溶性潤滑剤で器具を潤滑し、オートクレーブは270°F(約132°C)で最大10分間実施します。
乾燥・保管
自然乾燥させた後、湿気の少ない乾燥した場所で保管します。
