転倒予防のための看護資源

転倒予防は患者の安全確保に欠かせない要素です。医療機関では、ベッドや椅子のアラーム、拘束具、サイン、定期的な患者チェックなど、さまざまな資源を活用して転倒リスクを低減し、骨折や打撲、切り傷といった怪我の防止に努めています。

アラーム

アラームは転倒予防に有効なツールです。ベッド、椅子、モーション、圧力アラームなど複数のタイプがあります。

  • 磁石式クリップを患者の衣服に取り付け、動きが大きくなると磁石が外れ音が鳴ります。
  • 圧力アラームは椅子や車椅子の座面に取り付け、座っている圧力が減少すると警報が作動します。
  • モーションアラームはベッド横の床に設置し、患者がベッドから離れようとすると感知して警報を鳴らします。

拘束具

拘束具は転倒を防止するために使用されます。ベッドサイドレール、ラップバディ、シートベルトなどがあります。

  • ベッドサイドレールは全長タイプと半分タイプがあり、患者がベッドから起き上がる前に助けを呼ぶよう促します。
  • シートベルトは椅子や車椅子に装着でき、サイズが豊富で一時的または恒久的に使用できます。
  • ラップバディはビニールで覆われた特別形状のクッションで、車椅子のアーム部分に差し込んで使用し、患者が自力で立ち上がろうとした際に警告します。

サイン

看護師は患者が起き上がりたいときに助けを求めるよう促すサインを掲示できます。患者が目にしやすい場所に「呼び出しボタンを使用してください」「ベッドは最低位置にしてください」「助けを呼んでください」などのメッセージを貼ります。

患者チェック

看護師は定期的に患者の状態を確認し、転倒防止に努めます。呼び出しボタンの有無、ベッドの位置、患者がベッドや椅子にいるかを確認し、15分、30分、60分間隔で巡回します。

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